ベトナム料理はおいしい! [ 06.18 0:23 ]
今日(17日)は夕方からすごい雨でした。もしかするとランドクルーザーが立ち往生する可能性もあるので明日の昼頃にここを離れるかもしれません。もう一度雨が降ったら危ないみたいなので。それではまた。二村
とか言ってましたが、昨日(17日)は送信できませんでした。
雨の為。今日はハノイからの送信です。写真は私達が滞在した国境付近の集落です。集落ったってこんな有様ですが。
昨日懸念していた通り雲行きが怪しくなってきたので協議の結果、1日早くハノイに戻ることにしました。
腹ごしらえをして山を降りますがなんだかお腹の調子がおかしいぞ。痛くはないのですがちょっとゆるい感じ。うーーん。ベトナム料理はおいしいのでついちょうしに乗って食べてしまいますが自重するべきなんでしょうね。といいつつ、行政区(とかりにしておきましょか)に挨拶に寄ると健康センター長が食事の準備をして待っているではありませんか。全く食べないのも失礼にあたるし、おいしいんですよね、本当に。ただ辛いものとお酒だけはちょっと遠慮<といいつつ一気のみさせられました。男は三本足なので3杯飲まないと駄目だとわけわかんないこといわれて日本マレーシアを背負って立つ二村としては(馬鹿だねどうも)引き下がるわけにはいきませんでした。ちなみにいただいたお酒はお米のワインだそうですがまるっきり清酒。
ついでに申し上げるとこれまで食べたお米はみなジャポニカでマレーシアやタイで食べるインディカ(細長くパサパサしたやつ)ではありません。以前、台風の影響で日本がタイからお米を輸入して捨てたりして問題になりましたが、ベトナムのお米にしておけばよかったのに、ハノイで食べたお米よりここで食べるものの方がてりがあっておいしかったです。調理方法が違うのかもしれませんが。
ところでこの健康センターは地域の医療を一手に引き受ける施設なのですが、時にはラオス側からも患者がやってくるとかでそのあたり医は仁術というか、なんというか愉快な事実ですね。
センター事務室の壁にかかるいくつもの手書きの地図についてなにげなく質問すると病気の分布図だそうです。ちなみに国境付近はマラリア厳重注意区だそうで真っ赤に塗られていました。がっくり。かかったかもしれません。ずいぶん刺されたので。
昼過ぎにこの町を出発。なんとなくメキシコあたりの街道沿いを思わせる町を後にして一路ハノイへマラリア恐怖とゆるいお腹を抱えて出発です。
途中、お約束のパンクなどありましたが3人の若者(筆者含む。文句ある?)が迅速に対応。夕暮れ時のハノイに到着しました。
二村は軽い食中毒の模様で体がこりまくっています。首のあたりが特にひどいと訴えるとマン教授が薬用油を用いて特別の処置をほどこしてくれました。こっている部位をスプーンのエッジでこすり真っ赤になったところへ薬用油をぬりつけるという荒業です。聞いただけで痛そうでしょ。痛いです。ほんとに。現在私の肩は神輿でも担いだような状態です。
明日18日は早朝5時20分の列車で中国国境方面のサパという保養地へ出発です。約10時間の旅。目的はもう完全に観光で、サンデーマーケットに集まる民族衣装をまとった少数民族をカメラに収めることです。仕事は仕事なんですけど。サンデーマーケットでの撮影が早朝に終了すれば朝10時発の列車でハノイに戻ることになります。それが無理なら日曜の夜行便で月曜早朝にハノイ着、そのまま空港へ向かってマレーシアへという無茶なスケジュールになります。果たして今回の旅行、無事に終わりますことやら。
つづく