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トシのベトナムーラオス、中国国境調査行

99年6月、インマルサットミニMでインターネット接続!

 

 

 列車の中でかいま見た
 社会主義の姿?

 

ラストメッセージ from ベトナム [ 06.21 ]

二村です。夕べ送信しようと思ったのですが体が限界に達しています。しんどくて今朝になってしまいました。というわけでこれがベトナムから最後の送信です。

今回は画像を2枚同行した女性2人のものとモン族と二村の記念写真を送ります。どうもお世話さまでした。これがいよいよベトナム最後の夜です。北部ベトナムの山岳地帯の村にまで進出しているカラオケの実態調査のため町へ繰り出そうと思っていたのですが、英語雑誌『TECH magazine』の原稿書きがあってそれどころではなさそうです(あさって締め切りです)。今回は仕事ですし、あきらめましょう。

今日は朝8時にサパをチャーターしたジープで出発。国境の町ラオカイから一路ハノイへ向かいます。前回同様10時間の長旅ですがサパで合流したベトナム美人二人と一緒で全行程のうち4分の3も寝るということはないでしょう。車内の風景なども織り交ぜてお送りいたします。

まずは二人のご紹介から。二人ともハノイの農業大学を卒業して(同級生)それぞれ国の 研究機関で研究を行う若手科学者です。 二人とも英語が上手で、細身のツォイさんは 近々インドにポストハーベスト(収穫後)品質管理のトレーニングに行くそうです。小柄なヒェンさんは英語の学位も持っていて現在日本での研究を夢見て日本語を学習 中だそうです。二村の100万ドルスマイルに参ったのかと思っていたら単なる語学の 練習台だったのか<しつこい。
このヒェンさんが勤めるのが私の滞在した薬用植物リサーチセンターのハノイ本部なのです。今回二人は薬用植物の成長度や収穫後の管理状況を調べにサパへ来ていたわけです。このリサーチセンターでは1.8ヘクタールの 薬用植物園に約200種類の植物を栽培しており、二村としては時間をたっぷりかけて撮影などおこないたいところです。時間があまりなかったのでざっと見た限りではベトナム固有の植物というより内外の薬用植物の中で高原の気候に適した種の栽培研究を行う場所という印象を受けました。話しが専門的になるのでここでは触れません。

乗合バスでサパまで登ったので出来なかった棚田の撮影のためにジープをチャーター したのですが同乗の二人がまあ信じられないくらい車に弱い。笑っちゃ悪いけどほん とに弱いです。というわけで途中停車が撮影のためなのか彼女達の為なのかわからな いような按配でのろのろと下りました。

ラオカイの駅になんとか無事到着。汽車に乗り込むと早速寝場所の確保です。木造の客車は席も木製(クッションなし、リクライ ニングももちろんなし)の対座式です。車内はすいているのに座るでもなく何回も行 き来してじろじろ見ていく不審な男達。物売りの男女(不法販売だそうです)となか なか賑やか。このあたりで売りに来る雑貨にはほのかに中国の香りがしました。 さすが国境の町(国境の駅が正しいか)です。行きよりはかなりたくさんの人で埋まった 車内は外国人には誰が鉄道関係者なのかはちょっとわかりません。
となりに座ったオ ランダ人の旅行者二人組は最初に下手に愛想をふりまいたため物売りの休憩所と化し てしま い、2メートルの長身をそれでなくても狭いシートに折り曲げ気の毒なようで した。出発後しばらくして、物売りらしき一人の男がこのオランダ人が読んでいる雑 誌を横からのぞきこみ挙句の果てにはページを勝手にめくろうとし始めました。(読 んでる横からですよ!)さすがにむっとしたもう一方のオランダ人が手であっちへ行 けというしぐさをすると、まあまあ、堅いこと言わずにという感じでそのオランダ人 のもものあたりを叩きます。こういう対応に慣れていないオランダ人はそれにまた むっとして今度は声に出してGo Away!このベトナム人 胸のポケットから写真入りの 名札のようなものを取り出し警告している(様子)ではないですか。この人鉄道公安 関係?うーんこの時はさすがにひやりとしましたね。オランダの人達は無事にハノイ まで行きましたのでよかったのですが、社会主義の国でしかも言葉がわからないとい うのはやっぱり怖いですね。

その後2時間ほどでハノイというあたりで不法販売の物売りの小グループが検挙され ていましたがその中の一人は個人的に不愉快なことがあったので、正義は行われる! とちょっとほっとしました。車内を巡回する鉄道公安官みたいな人達にもいろいろ あって腰に拳銃をつけているようなちょっと頼りになりそうなのもいれば明らかに売 り子と癒着してるなーと思わせるだらしなーい人なんかもいて面白かったです。

体調の違いもあるのでしょうが帰りは結構いろいろ観察できました。あ、そうだ車内で 私、ガムを踏みました。もうこれは業ですね。カルマです。ガムを踏ませたら世界一 を名乗っていいでしょう?なにせシンガポールで踏んだ男ですから!!と落ちがつい たところで今日はこの辺で。

これがベトナムから最後の通信になります。では。

次は総集、総括編で!<あるのかそんなの。

もちろん日経モバイル9月号もお忘れなく。

 

 マレーシアへ戻って

 

ただいまー [ 99.6.22 0:45 ]

えー、大文明国マレーシアへ帰って参りました。という感想が素直に出ます。特に空港の落差は大きいですね。お陰様で無事に仕事も一段落し、これから原稿書きです(涙)。

ベトナムでは本当にいろいろな人のお世話になりました。本文で触れていないですが、すごく親切な人にも出会い、 なかなか楽しい旅行でした。ガムも踏んだし(苦笑)。

えー、皆様はご存じないと思いますがベトナムには54の少数民族が存在して独自の文化を守って来ました。もちろん都市部では欧米型の生活様式が浸透してきており文化的な独立性は失われつつあります。彼等の生活が文化的な物に変わって行くのを止める権利は僕にはありません。しかしその長い歴史の中で伝承されてきたさまざまな知恵や工夫を残しておくことにはきっと意義があると思うのです。実際、製薬原料探索はこれらの民間伝承薬をもとにすることが多いのです。今回のレポートを通して私の行っている仕事に興味を持って下さる方が少しでもいればとてもうれしく思います。>ガムだけでなく。

堅苦しい事を書くの結構すきなんですよ。僕。

それでは、応援どうもありがとうございました。

コラムの方もどうぞよろしく

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